公益社団法人 日本麻酔科学会
九州麻酔科学会第63回大会

会 期
2025年9月13日(土)
会 場
熊本市民会館 シアーズホーム 夢ホール
会 長
平田 直之 (熊本大学病院)
九州麻酔科学会第63回大会

会長挨拶

会長:平田 直之
(熊本大学病院)

平田 直之(熊本大学病院)

この度, 2025年九州麻酔学会第63回大会会長を拝命しました熊本大学の平田直之と申します。 どうぞよろしくお願いいたします。 本学会は2025年9月13日(土)に熊本市民会館シアーズホームで現地開催させていただく予定です。
最近の麻酔科医を取り巻く状況を俯瞰すると、 手術件数増加に伴う麻酔科医の相対的な不足に苦慮されている施設が多く存在します。 一方、手術麻酔や集中治療のみならず、高齢化や少子化の社会的状況を背景として、ペインクリニック、 緩和医療、産科麻酔といった関連領域における麻酔科医の活躍がさらに期待されています。 そのような中、医師の働き方改革が開始され、 麻酔科医療の安全と質を維持しながら麻酔科医個人がやりがいと気概を持って学術活動を行うことが難しくなっているように感じます。 しかしながら、麻酔科学としての進歩、麻酔科医個人の成長のためには、 学会発表や論文執筆などの学術活動が欠かせません。 支部学術集会は、特に若手麻酔科医が学会発表を行う貴重な機会です。 私自身、麻酔科医として初めて学会発表を行った場であり、準備、発表、振り返りを通じて多くのことを学びました。 多忙な日常診療の中で得られた貴重な経験を発表し、活発な議論を通じて、 会員の皆様が麻酔科医として知見を広げる機会となることを期待しております。
9月中旬の熊本は、少しずつ暑さが和らぐ時期です。会場の徒歩圏内に熊本城がそびえ、 足を伸ばせば阿蘇や天草などの魅力あふれる自然が待っています。歴史と自然に加え、 土地の恵みがもたらす熊本の食材を、お時間の許す限りお楽しみ頂ければ幸いです。
本大会が麻酔科学の発展に寄与できるよう鋭意運営に努めてまいります。 会員の皆様のご参加お待ちしております。

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